日本オペレーションズ・リサーチ学会

4部会・グループ合同研究会

日時

2020年10月17日(土) 13:15〜17:30

開催方法

Zoomでのオンライン開催
※当日の接続情報は登録者に個別にご連絡します。

主催

「信頼性とその応用」研究部会
「動的決定モデルとその応用」研究部会
「待ち行列」研究部会
「量子コンピュータと次世代計算機活用」研究グループ

実行委員

大輪拓也 (九州工業大学) ※実行委員長
岡村寛之 (広島大学)
河西憲一 (群馬大学)
木村達明 (大阪大学)
吉良知文 (群馬大学)
來島愛子 (上智大学)
鄭俊俊 (立命館大学)
矢実貴志 (株式会社NTTデータ)

タイムテーブル

12 : 30 オンライン会議開始
12:30〜13:15 参加者接続時間
13:15〜13:20 開会挨拶

13 : 20〜14 : 10 セッション1 座長:大輪拓也(九州工業大学)
 講演者:安戸僚汰 氏 (広島大学)
 タイトル:GPUを駆使した二次無制約二値最適化問題の高速解法
 概要:近年,組合せ最適化問題をイジングモデルや二次無制約二値最適化問題(QUBO問題)に
    変換し,FPGAや専用計算機,量子アニーリングで高速に解く研究が活発に行われてい
    る。本発表では,QUBO問題を複数のGPUを用いて効率よく解くための新しい探索方法
    「アダプティブ・バルク・サーチ」について紹介する。

(休憩15分)

14 : 25〜15 : 15 セッション2 座長:來島愛子(上智大学)
 講演者:乾仁 氏 (マスワークス、上智大学)
 タイトル:機械学習・ディープラーニングによるデータ解析
 概要:近年、データサイエンス系の実務の現場で注目を集めている機械学習・ディープラー
    ニングの基本手法がk平均法、1クラスSVM、LSTMなどデモを交えて解説された。
    LSTM-FAVARモデルによる数値実験のサーベイ、今後の展開として数値実験の
    高度化・ディープラーニングの学習オプティマイザーのマルチレベル化の
    可能性が紹介された。

(休憩15分)

15 : 30〜16 : 20 セッション3 座長:河西憲一 (群馬大学)
 講演者:矢島萌子 氏 (東京工業大学)
 タイトル:集団到着のある無限サーバ待ち行列とその関連モデルについての研究
 概要:無限サーバ待ち行列とは文字通り,無数のサーバを持つ待ち行列モデルのことであり,
    在庫システム・通信システム・ソフトウェア信頼性など様々な状況をモデル化するた
    めに使われている.本発表では,平成31年度に矢島が発表した博士学位論文「集団
    到着のある無限サーバ待ち行列とその関連モデルについて研究」の内容に基づき,集
    団到着のある無限サーバ待ち行列の安定条件,客の離脱を引き起こす現象の発生を考
    慮したマルコフ変調無限サーバ待ち行列の解析等についての研究の成果を紹介する.

(休憩15分)

16 : 35〜17 : 25 セッション4 座長:岡村寛之(広島大学)
 講演者:福本聡 氏 (東京都立大学)
 タイトル:遅延耐性ネットワークの応用とその評価モデル
 概要:遅延耐性ネットワークは,モバイル端末によって構成されるアドホックネットワーク
    の一種である.セルラーネットワークの未整備な地域や,ネットワークが機能しない
    災害現場などにおける通信手段のひとつとして近年注目されている.ここでは,その
    いくつかの応用例と評価モデルについて紹介する.

17:25〜17:30 閉会挨拶
17:30〜18:00 情報交換会(オンライン)
 ※状況に応じて情報交換会を延長

参加費

研究会、情報交換会ともに無料
※どなたでもご参加いただけます。非会員の方のご参加を歓迎します。

参加登録(研究会・情報交換会)

下記のフォーマットを10/13(火)までにご連絡ください。
宛先:株式会社NTTデータ 矢実 貴志 Takashi.Yazane(at)nttdata.com
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・所属(貴学、貴社名等) :
・参加者氏名 :
・連絡先(メールアドレス) :
・情報交換会の参加の有無 :
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